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パノラマ写真撮影手順 2 |
パノラマ写真撮影術 1の続きです。 今回はパノラマ写真を実際に撮影するノウハウをArcSoft Panorama Maker 4 ProやAdobe Photoshop Elementsで パノラマ写真を作成することを前提に解説していきます。 (撮影方法は上記のソフト内でも紹介されていますがより効率的に、確実に撮影する方法を紹介します) @ 三脚をセットし360度水平を出す 撮影場所に着いたらベストのポジションに三脚をセットします。 そしてカメラをセットし水平を出すのですが360度どこにカメラを向けても常に完全な水平が保てるようにセットします。 最初は水平を出すのにかなり時間がかかると思いますがこれは経験とコツなので頑張ってください。 水平を出す際、三脚に備え付けられている水準器ではなく精度の高い水準器を元に水平を出してください。 (三脚備え付けの水準器は誤差が大きいものがあるため) |
A カメラの設定をパノラマ使用にする 露出はマニュアルで一定に保つ カメラの水平角度を変えながら撮影するパノラマ写真はレンズを向ける方向で明るさはバラバラです。 自動露出で角度を変えるたびに露出値が変わると継ぎ目が綺麗に合成できないのでカメラがどの方向を向いても 露出が変化しないようにマニュアルで露出値を固定しましょう。 ではどの明るさに露出を合わせればいいかというと、最も明るい方向に白とびギリギリで露出を合わせます。 そうすると他の方向の露出は露出を合わせた方向より少し、またはかなり暗くなるわけですが全体としてみた時、 露出は平均的にバランスのよい明るさとなり、後で明るさ補正のレタッチが行いやすいのです。 マニュアルAF(オートフォーカス)で撮影する 焦点距離が一定でないとつなぎ合わせたパノラマ写真に違和感が生まれるため。 マニュアルホワイトバランスで撮影する オートホワイトバランスで撮影すると1枚1枚異なる色合いの写真になってしまうため。 撮影後の液晶モニターで見ただけでは僅かな違いは確認できないかもしれないが確実にケルビン値は違っている。 ただRAW撮影で現像するならオートホワイトバランスで撮影しても構わない。 (現像時にホワイトバランスを同じ数値に合わせれるから) |
B 使用するレンズを決める パノラマ写真は数枚の単写真を合成して作り上げるものですが それぞれの隣り合う単写真には重なる部分がなくてはいけません。 下の五枚の写真を見てください。それぞれ隣の写真と重なり合う部分があるはずです。 |
25%から50%オーバラップさせなければいけないのですがファインダーを覗きながらずらすよりも 焦点距離によってカメラを回転させる角度を決めておけば素早く正確な撮影をすることが出来ます。 焦点距離によってカメラを回転させる角度が変わりますので一覧表にまとめました。 (ずらす角度は三脚に刻まれています)
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街中での撮影や被写体が接近していて縦のカメラアングルで高さを出したい時は 焦点距離が14mmから16mmのレンズを選びます。 そうすることでかなりの高さをカバーできます。 遠景なら基本的に18mmか24mmの焦点距離になるようにしてカメラは横アングルでセットします。 (パノラマ風景撮影においては上記の14mmから24mmでほぼ対応できます) |
ひとつ例を挙げます 焦点距離が18mmだったらカメラは横に三脚へセットします。 そして一枚目の写真を撮ったら三脚に刻まれている角度を見ながら右側に40度ずらして2枚目を撮影します。 (ずらす角度が45度でも大丈夫です) このように全部で40度なら9枚、45度なら8枚撮影するとグルっと360度撮影したことになります。 すると適度にオーバーラップされてパノラマ作成ソフトにかけたときスムーズにスティッチ(合成)してくれるのです。 焦点距離が14mmと16mmの広角レンズの場合は横撮影だと上手くスティッチ(合成)しないので 縦にカメラをセットし上下を大きく入れたい風景などで使用します。 |
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