撮影マナーについて |
私は自然風景写真専門なのでその立ち位置から撮影者としてあるべき姿を私見ではありますが
過去の経験や人伝いに耳にした事例を元に述べさせていただきたいと思います。
さて、私たちカメラマンは何のためにシャッターを切るのでしょうか?つまり写真を撮る目的は何なんでしょうか?
答えは一つしかありません。楽しみたいからです。
美しい風景との出会いがもたらしてくれる感動も、クラブの仲間との撮影旅行や勉強会も、
思いもよらないアクシデントも、コンテストに挑戦する時間や結果も、過去の想いをリアルに再現してくれる撮り溜めた写真も、
繋がり広がっていくカメラマンの輪も、大なり小なりあるとしてすべて「楽しい」という気持ちが心の奥底に確実にあるからなのです。
いろいろなことに繋がっていくこの「楽しい」という気持ちは撮影マナーやルールを守ってこそ価値あるものだと思います。
何が良くて何がいけないかいちいち説明する必要はありません。
今私たちがとっている行動が誰に対しても、そして自然に対しても恥ずかしくないものとはっきりといえる
人間ばかりだといいのですがなかなか理想通りにはいきませんよね。
本当にたった一握りのマナーを守れないカメラマンのせいで多くの人たちが迷惑をしている現状は残念ながら今もあります。
自分は大丈夫。と思うのではなく、常に相手の立場になって物事を考えていく姿勢が誰にでも必要ですよね。
相手の常識と自分の常識は少し違いますから。
最後に・・・・、撮影現場で他のカメラマンがいると気持ちの面でちょっと撮影し難いですよね。
「こんにちは」や「おはようございます」だけでいいのです。短いあいさつだけでお互い良い写真が撮れる状況が作れるのですから。 |
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