超簡単! デジタル一眼レフカメラ入門 > 中級編 |
TOPページ 初めての方へ 超入門編 初級編 中級編 ハイアマチュア編 |
あれば便利!カメラ機材 知って得する豆知識 カメラ用語辞典 パノラマ写真講座 撮影マナーについて |
|
スポンサードリンク |
おすすめサイト |
RAW現像 |
RAW現像でどのようなことができるか解説します。 RAW現像をするには現像ソフトが必要になりますがデジタル一眼レフのメーカーがそれぞれ 専用のソフトを出しています。 メーカーの現像ソフトはそのメーカーのカメラ専用ですので他社のカメラで撮影したRAWデータは現像することができません。 (ニコンのカメラで撮影したRAWはキヤノンの現像ソフトでは現像できない) これに対しキヤノンやニコン、ソニーなど複数社のRAWデータに対応している現像ソフトもあります。 代表的なソフトにSILKYPIX(シルキーピックス)などがあります。 どの現像ソフトを使うかは好みですがここではシルキーピックスを例にとっていきます。 どのようなことが出来るか主だった機能を一覧にしてみました(他にもたくさんあります) |
@ 露出補正 A 覆い焼き B ホワイトバランス調整 C 調子調整(コントラスト) D 彩度調整(カラー) E ノイズ除去 F シャープ調整 G ハイライトコントローラー |
H ファインカラーコントローラ I トーンカーブ J 回転・デジタルシフト K トリミング L レンズ収差補正 M 警告表示 N その他 |
うわー、いろんなことができるんですね。 よくわからないけど・・・。 |
では簡単に1つずつ説明していきますね。 |
|
@ 露出補正は画像の明るさを変えることができます。 |
−0.7EV | 0.0EV | +0.7EV |
撮影時の露出不足や露出オーバーを微調整することが出来ます。 |
|
A 覆い焼きは部分的に明るさを調節することが出来ます。 例えば輝度差が激しい暗い部分を明るくして輝度差を少なく出来ます。 |
調整前の元画像 真夏に撮影した輝度差の激しい作品です 山が少し暗いですがこれ以上露出を上げると 雲が白とびしてしまう状況です |
||
露出だけをプラス補正した画像 試しに山が適度な明るさになるよう露出を上げると 予想通り雲が白とびして階調がなくなりました |
||
覆い焼きした画像 そこで覆い焼きツールの登場です スライダーを調節して輝度差をなくしていきます 山は適正露出となり、雲も白とびしませんでした |
B ホワイトバランス調整はRAWで撮影しておくと画像劣化なく変更することができる優れた機能です。 (露出や彩度調整は過度に変更するとノイズが発生するがホワイトバランスは発生しません) |
←調整前の元画像 ホワイトバランスはオートで撮影 4000K |
||
現像ソフトで3000Kに変更 | 現像ソフトで9000Kに変更 |
|
C 調子調整(コントラスト)はメリハリのない写真でもコントラストを高めることができます。 また逆にコントラストを低くすることも出来る機能です。 |
←調整前の画像 曇天での撮影だったので光と影のメリハリがなく コントラストの低い風景 |
||
こちらはパラメータを調整してコントラストを高めた作品 上の写真とは明らかに違った印象を受ける |
ちなみにコントラストを低く調整するとこのように 色彩に乏しくメリハリのない写真になる |
|
D 彩度調整(カラー)は色を鮮やかにしたり反対に色彩効果を乏しくすることができる機能です。 モノクロやフィルム調など用意されているテイストを選ぶだけで調整することも出来るし自分好みに彩度を調整することもできます。 |
調整前の元画像 |
モノクロ |
彩度のパラメーターを 少し上げた |
彩度をかなり上げたので カラーノイズが目立つ (これはやりすぎです) |
|
E ノイズ除去はデジタルカメラ特有のノイズを減少させる機能です。 高感度撮影や長時間露光などで暗部に発生したノイズを取り除きます。 @とAの写真を比較してください。 @はノイズ除去前。Aはノイズを除去した写真です。 全体図での比較ではその違いはほとんどわかりませんが写真右上の赤枠部分を拡大してみるとその差は歴然です。 |
ノイズ除去前 ザラザラ感がありノイズが目立つ |
||||
ノイズ除去後の写真 ノイズはかなり軽減された |
|
F シャープ調整することで輪郭部分をくっきり見せることが出来ます 左右の写真を見比べるとその違いがはっきりとわかると思います。 |
シャープ調整前 | シャープ調整後 |
|
G ハイライトコントローラーにはいくつか機能がありますが代表的なものにダイナミックレンジ拡張があります。 ハイライト部分の階調を滑らかにしたりディテールを表現できます。 |
調整前の元画像 ハイライト部の階調が乏しくなっている |
ダイナミックレンジ拡張後の画像 ハイライト部の階調が表現された |
H ファインカラーコントローラ I トーンカーブ J 回転・デジタルシフト K トリミング L レンズ収差補正 M 警告表示 N その他は次のステップで解説します。 |
スポンサードリンク |
スポンサードリンク |
おすすめサイト |
前のステップへ | 次のステップへ |
Copyright (C) T.Katayama All Rights Reserved |
超簡単!デジタル一眼レフカメラ入門 TOP |