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長時間露光 |
長時間露光の撮影方法について解説します。 長時間露光とは長い時間露光する、つまり遅いシャッター速度で露光時間(シャッター幕を開き光を取り入れる時間) をながくするということです。 ではまず長時間露光撮影でどのような写真が撮れるか見てください。 |
シャッター速度 10秒 |
シャッター速度 3000秒(50分) |
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シャッター速度 30秒 |
シャッター速度 1秒 |
おお〜!! 現実ではありえない世界が撮れるんですね!! |
撮影方法は @三脚を使用する Aレリーズを使用する Bノイズ対策をする C手ぶれ補正機能はオフにする @三脚を使用する 長時間露光撮影において三脚は絶対です。 カメラやレンズに手ぶれ補正機能があったとしても全く意味がないので必ず三脚にセットして撮影してください。 |
Aレリーズを使用する レリーズの使用には2つの意味があります。 1つ目はブレを防ぐため。 三脚を使っていてもシャッターボタンを押す時にブレが発生する 可能性があるのでレリーズ使用によりブレを防止する 2つ目はバブル機能を使う時に必要だからです。 カメラ機種にもよりますが30秒を越える露光時間になると カメラ本体ではなくレリーズで露光時間を設定するため。 |
レリーズ |
Bノイズ対策をする デジタルカメラは露光時間が長くなれば長くなるほどノイズが発生しやすくなります。 (ノイズとはザラザラ感のこと) このノイズを出来るだけ少なくするにはいくつか方法があり、 1つ目は出来るだけ低感度で撮影する。つまりISO感度を低く設定するのです。 出来るならISO100〜400くらいに抑えたほうがいいと思います。 2つ目はカメラのノイズ低減機能があるならオンにする。 カメラによって呼び名や設定方法は違うので説明書で確認してください。 3つ目はRAWで撮影し現像ソフトでノイズを除去する。 4つ目は気温が低い日(季節)に撮影する。 露光時間がながくなると撮像素子が熱を持ち、それが原因でノイズが発生してしまいます。 だから撮像素子が熱を持ち難いように出来ることなら気温が低い日(季節)を選んだほうが良いということです。 外気が0度くらいだと20〜30分の露光時間でもノイズはほとんど目立たないですよ。 C手ぶれ補正機能はオフにする 誤作動によるブレを防ぐためです。 |
気を付けなきゃいけないことって結構あるんですね。 |
長時間露光は表現の幅を大きく広げてくれる撮影方法です。 写真を撮る楽しみも今まで以上に大きくなりますので是非挑戦してください。 |
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