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手ブレの限界は焦点距離分の1のシャッター速度 |
手ブレの限界は焦点距離分の1のシャッター速度ってどういうことですか? |
手ブレの意味はわかりますよね。 三脚などにカメラを固定せず手持ちで撮影した際、ブレた失敗写真を撮ってしまうことです。 (ちなみに同じ「ブレ」でも花などの被写体が風などによってブレてしまったものは被写体ブレといいます) 手がブレることによって発生したブレは→手ブレ 被写体自身が動いてブレたものは→被写体ブレ この手ブレというのは撮影時のレンズの焦点距離によってどこまでが限界か知ることが出来ます。 一般的に手ぶれの限界シャッター速度は焦点距離分の1秒だと言われています(35mmフルサイズ機の場合)。 つまり焦点距離が60mmのレンズで撮影している時は60分の1秒が手ぶれが発生するギリギリのシャッター速度になります。 20mmだと20分の1秒、250mmだと250分の1秒です。 広角の20mm焦点距離よりも望遠の250mm焦点距離のほうが手ぶれは発生しやすいということですね。 (焦点距離が長くなれば長くなるほどブレやすくなります) |
でも手ブレ補正っていうのを使えばブレないんじゃないんですか? |
手ブレ補正と一口に言ってもいろいろなレベルのものがあります。 たとえば約3段分の手ぶれ補正効果があるといわれるものは 焦点距離200mmだとすると通常は200分の1秒が手ブレが起こらないシャッター速度の限界とされますが 3段分だと200分の1秒 → 100分の1秒 → 50分の1秒 → 25分の1秒とここまで手持ちで撮影ができるということになります。 とはいっても手ブレ補正はあくまでも補正で完全に防止できるということではないので手持ちで撮影する場合は 撮影者自身が正しくカメラを構えることが大切です。 手ブレ補正があるからと雑にシャッターを切ってはいけませんよ。 そしてスナップは別として風景写真などでは出来る限り三脚を使用してブレの危険性を極力回避しましょう。 (三脚使用時は手ぶれスイッチはオフにします) |
どんな撮影状況下でもカメラを正しくしっかり構えることが大切なんですね。 よくわかりました! |
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