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フルサイズ |
フルサイズとはデジタルカメラの撮像素子サイズの一つです。 フィルムカメラで利用されている35mmフィルムの露光面(高さ24×幅36mm)とほぼ同じサイズの撮像素子なので 35mmフルサイズとも呼ばれています。 撮像素子は製造コストがかかるため、35mmフルサイズは高級一眼レフカメラに採用されるにとどまり、 カメラ本体の価格も高水準となっています。 このような理由から現在のデジタル一眼レフカメラは35mmフルサイズとの面積比で約40%前後となるAPS-Cサイズの 撮像素子が主流となっています。 |
ところでどっちのカメラがおすすめですか? |
それぞれメリット・デメリットがあるので表にまとめてみました。 |
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なんとなくわかったけど難しい単語や意味がいまいちわからないなあ。 APS-Cサイズは焦点距離が約1.5〜1.6倍長くなるっていったいどういうことですか? |
※1〜4についてもう少しだけ詳しく説明していきますね。 ※1について。 デジタルカメラの撮像素子はフィルムカメラのフィルムにあたる部分です。 35mmフルサイズの撮像素子というのはフィルムカメラに最も使われている35mmフィルムと同じサイズなので同じ焦点距離の レンズをつけても今までと同じ画角で撮影することができ、使い勝手が変わらずいままで35ミリのフィルム一眼レフカメラを 使ってきた人でも扱いやすいということです。 ※2について。 例えばAPS-Cサイズの撮像素子に1000万画素のカメラより、フルサイズ撮像素子に1000万画素のカメラのほうが 1画素あたりの撮像素子の面積が大きくなり(1画素あたりの光を受ける撮像素子の面積が大きくなる)、結果ノイズが少なくて 画質の良い写真が撮れる。ノイズとはザラザラ感のことです。 ※3について。 撮像素子は製造コストが高いので撮像素子の大きさがカメラ本体の価格へ直結します。 APS-Cサイズの撮像素子はフルサイズ撮像素子に比べると約40%の面積比なのでその分コストを抑えることができます。 ※4について 例えば35mmフルサイズカメラにつけていた焦点距離50ミリのレンズをAPS-Cサイズのカメラに装着すると焦点距離が 約1.5〜1.6倍長くなり焦点距離が約75mmになってしまうのです。 つまり35mmフルサイズカメラで撮影したものよりAPS-Cサイズのカメラで撮影した方が約1.5倍大きく被写体が写るということです。 と、多くの他のサイトや書籍などでは説明されていますが 実は厳密に言うと焦点距離そのものが伸びて大きく写るわけではありません。 ちょっと難しいかもしれませんがその仕組みを図にしてみました。 35mmフルサイズとAPS-Cサイズ比較図 |
こ、こ、こんな図で説明されてもさっぱりわかりません・・・。 わかりやすーく教えてください。 |
同じ場所、同じレンズ(同じ焦点距離)で35mmフルサイズの撮像素子を搭載したカメラとAPS-Cサイズの撮像素子を 搭載したカメラを使い同じ被写体を撮影していると考えてください。 35mmフルサイズの撮像素子を搭載したカメラだと被写体の全体を写すことができますがAPS-Cサイズの撮像素子を 搭載したカメラだと被写体の赤枠で囲んだ部分しか写し取ることができません。 それぞれのカメラで撮影し、同サイズにプリントした写真を二枚並べて見比べた時、APS-Cサイズのカメラで撮った写真のほうが 35mmフルサイズのカメラで撮った写真より約1.5倍大きく写ったように見えるのです。 だからAPS-Cサイズのカメラはフルサイズ機に比べると約1.5倍の焦点距離があると言われているのです。 |
なるほど! なんとなくわかりました。 |
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