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カメラ用語辞典 被写界深度

被写界深度



被写界深度とはピントが合う範囲のことです(実際はピントが合って見えるような範囲)。
レンズの絞り値を大きくすると(絞りの穴を小さくする)被写界深度は深くなり(広い範囲にピントが合うようになる)、
絞り値を小さくすると(絞りの穴を大きくする)被写界深度は浅くなります(ピントが合う範囲は狭くなる)。
 被写界深度が浅いと狙った被写体だけが浮き上がる
 ように写る(メインの被写体の前後をぼかせる)
 F2.8
   被写界深度が深いと全体的にピントが合い
   くっきりとした写真になる
   F22


絞りは光の量を調整するだけじゃなくてピントが合う範囲も調整することができるんですね。
ちょっと疑問なんですけど絞り開放でピントを合わせたとしますよね?
そこから絞っていくと最初にピントを合わせた場所から向こう側に向かってピントの合う範囲が深くなっていくんですか?
向こう側にも手前にもピントの合う範囲は広がっていきます。
ピント位置から手前側と向こう側の被写界深度をそれぞれ前方深度、後方深度といい、
ピントの合う比率はおよそ1:2だと言われています。
前方深度(手前側)は後方深度(向こう側)より浅いということです。
被写界深度って意外と簡単ですね!
ちなみに被写界深度を浅くする方法は絞りを開ける(F値を小さくする)意外にも焦点距離を長くしたり
被写体までの撮影距離を短くしたりすることでコントロールできますよ(これはかなり重要です)
さらに詳しいことは絞りと被写界深度のページで解説しています。
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