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カメラ用語辞典 パンフォーカス

パンフォーカス

パンフォーカスとは近くから遠くの被写体までピントを合わせて撮影することを言います。
また全体にピントがあった写真のことをパンフォーカス写真とも言います。
F2.8
中心の花にしかピントがあっていないので
パンフォーカス写真ではない
F22
全域にピントが合っているのでパンフォーカス写真
ふむふむ、なるほど。
要するに全ての場所にピントがあっていることをパンフォーカスっていうんですね。


実際は全ての位置にピントが合っているわけではないのですが(どんなに絞ってもピントが合うのは一点のみ)
そのように写すこと、またはそのような写真をパンフォーカスというんですね。
でもどうやったらパンフォーカス写真って撮れるんですか?
絞りを絞り込むだけ?




基本となる3つの撮影方法を覚えておきましょう。

1 焦点距離の短いレンズを使う
レンズは焦点距離が短いほど被写界深度が深くなるという特性があります。つまり望遠レンズよりも標準レンズ、
標準レンズよりも広角レンズのほうが簡単にパンフォーカスになりやすいのです。
(レンズの被写界深度は画角ではなく焦点距離によって決まるためコンデジなど撮像素子が小さいカメラでは画角に対して
焦点距離が短くなるためよりパンフォーカス効果が得やすい)

2 絞りを絞る
絞りを絞ってF値の数値を大きくすれば被写界深度が上がりますよね。これはカメラの基本です。

3 被写体から遠く離れて撮る
カメラと被写体との距離が遠ければ遠いほど被写界深度は深くなります。画面の中の近景が遠い場合は
それほど絞らなくてもパンフォーカスを得ることができますよ。
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