バイテン

バイテン（8×10）とは大判カメラ用のフィルムのことです。
8×10はエイトバイテンと読みますが略してバイテンと呼ばれたりするのです。
バイテンよりも大きなフィルムもありますが一般的に販売されているサイズでは一番大きなサイズです。
一般的に知られている35mm判とは違いシート状になっていて
１枚１枚完全暗室でセットしなければいけません。
フィルムにはいろいろなサイズがあるので紹介しておきます。

	フィルムの大きさ	読み方
①	35ミリ（24×36ミリ）	サンジュウゴミリ
②	6×4.5センチ	ロクヨンゴ
③	6×6センチ	ロクロク
④	6×7センチ	ロクナナ
⑤	6×9センチ	ロクキュウ
⑥	4×5インチ（10×12.5センチ）	シノゴ
⑦	8×10インチ（20×25センチ）	エイトバイテン　または　バイテン

こんなにあったんですね。
知らなかったな～・・・

②～⑤までは中判カメラ用、⑥・⑦は大判カメラ用ですね。
中判はブローニーとも呼ばれていて他に6×8などもあります。中判は風景写真で人気のあるサイズですね。
大判は35mm判と比べて面積比で約54倍の大きさがあるので圧倒的な解像力で描写が出来るので
大きく引き伸ばしたいポスターや結婚式などで使われます。

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