ノビ

例えばＡ3ノビとはＡ3（297×420mm）よりもひと回り大きなサイズの用紙のことです。
A3ノビのサイズは329×483mmが多いのですがこれは正式に定められたものではなく
メーカーによって少しサイズが違ったりします。

じゃあノビっていうのは規定の用紙より少し大きいサイズっていうことですか？

そのような感じで覚えておけばいいですよ。
写真印刷では印刷後の余白に裁断の目印や位置合わせのために「トンボ」と呼ばれる線を入れることがあるんですが
トンボ用の余白を作るために１つ大きなサイズに印刷したりするんですね。
例えばA4（210×297mm）で仕上げるなら余白が出来るように１つ大きなB4（257×364mm）に印刷するんですね。

その際このような問題が生じます。
例えば最終的にA3（297×420mm）で仕上げるため１つ大きなB3（364×515mm）に印刷することになりますが
B3に印刷するにはB3の大きさが印刷できるプリンターが必要になります。
でもそのためにわざわざ大きなプリンターは簡単に買えませんよね。

このような問題を解決するために「ノビ」というサイズが作られたのです。
先ほどの例だとA3（210×297mm）に仕上げるためにわざわざB3（364×515mm）に印刷しなくても
A3ノビ（329×483mm）に印刷すればいいのです。もちろんA3ノビ対応のプリンターがありますよ。

うーん、なんだかちょっと難しかったけど
だいたいわかりました。

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