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ノイズ |
デジタル一眼レフカメラにおけるノイズについて解説します。 |
ノイズって写真に写っているザラザラしたものですよね。 |
そうですね。本来「ノイズ(noise)」には「不要な情報」という意味があり、デジタルカメラにおいては 写真上でザラザラした質感を感じさせるものです。 ファインダーで覗いた時には見えないけど画像やプリントにしたときに写っている小さなザラつきのことです。 下の写真はノイズの有無の比較写真です。 |
ノイズなし | ノイズ有り |
どうでしょうか?右の写真は明らかにザラザラしていますね。 これがノイズです。 ではいったいどういう時にノイズが発生するのでしょうか。 1 高感度撮影時 高いISO感度で撮影するとノイズは発生しやすくなります。例えばISO感度200よりはISO感度400のほうが、 ISO感度400よりはISO感度800のほうがザラつき感は強くなります。ISO感度はカメラの種類によって設定できる範囲が 異なり、また同じISO感度でもカメラの性能によって発生するザラつき感の程度は違います。 2 長時間露光撮影時 遅いシャッターを切ったときにもノイズは発生します。 シャッターを開いている時間が長ければ長いほどノイズの量も増えていきます。例えば1秒よりも5秒、5秒よりも10秒、 星の軌跡を撮影する時などは30分や1時間シャッターを開けることもあるのでノイズはその分だけ発生します。 |
ノイズを抑えるにはどうしたらいいんですか? |
カメラによってはノイズを除去できる機能を備えたものもあるので、その設定をオンにするといいですよ。 ただ完全に除去できるわけはありません。そしてそのような設定をした場合、シャッター速度と同じだけの処理時間が かかったりするカメラもあります。例えばキヤノンだとシャッター速度が20秒だとするとシャッターが閉じた後、ノイズ除去時間に 20秒かかり、次のシャッターを押すまでにそれだけの時間が必要となるのです。 あと現像ソフトでノイズを除去する方法もあります。 カメラ内でノイズ除去をしても残ったノイズを現像ソフトで除去するとかなりノイズを軽減することができますよ。 ちなみに長時間露光撮影のノイズは撮像素子が熱を持つことによって発生するので気温が高い夏場よりも 寒くて凍えそうな冬場のほうがノイズの発生はかなり少なくなります。 気温が0度くらいだと1時間くらいの露光時間であってもあまりノイズは目立ちません。(ノイズ除去は設定) |
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