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カメラ用語辞典 ノイズ除去

ノイズ除去

ノイズ除去とはデジタルカメラにおいては高感度撮影や長時間露光などによって
画像に発生したノイズ(ザラザラ感)を軽減する処理のことです。ノイズリダクションともいいます。
ノイズあり
ザラザラ感が目立ちます
ノイズなし
階調の荒さはありますがノイズはありません
どういやってノイズを除去したんですか?
カメラの設定でノイズを軽減することが出来るんですよ。
ノイズの発生原因はISO感度などを高く設定する高感度撮影によるものと、
撮像素子が熱を持ってしまう長時間露光によるものがあります。
それぞれにノイズ除去の設定が出来るので特に問題がなければ常に設定しておくと
撮影時の除去忘れがないのでおすすめです。

そして現像ソフトでもノイズを除去することが出来ます。
カメラで設定し忘れた場合や、設定してても取り除くことが出来なかったノイズを
現像ソフトで除去することが出来ます。

ちなみに長時間露光に対するカメラ内のノイズリダクションは1秒を越えるシャッターを切ったときに発生するノイズを軽減
するものですが、この場合シャッターを切ったのと同じ時間をかけてノイズを除去するので時間がかかり、
ノイズ除去が終わるまで次のシャッターが切れないという欠点があります。
(バルブ撮影で30分の露光時間だと撮影に30分、ノイズ除去に30分、1枚の写真を撮るのに合計1時間必要ということです)
ひーーー!
じゃあ露光時間が長い星景撮影なんか時間がかかって大変ですね。
速く次のシャッターを切りたい!ってやきもきしそう。
ひとつとっておきのテクニック?があります。
なぜ長時間露光の撮影はノイズが発生するか?
それは先ほども説明したように撮像素子が熱を持つことが原因なのです。ですから暑い夏場ではなく、
身も凍るような(気温0度くらい)寒い冬場などで撮影すると撮像素子が熱を持ちにくく、
ノイズの発生はかなり抑えることが出来ます(ノイズリダクションをオフにしていても一見ノイズは無いように見えます)
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