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手ぶれ補正 |
手ぶれ補正とは手持ち撮影で生じる「ブレ」を軽減させることです。 (ちなみに同じ「ブレ」でも花などの被写体が風などによってブレてしまったものは被写体ブレといいます) 手がブレることによって発生したブレは→手ブレ 被写体自身が動いてブレたものは→被写体ブレ 一般的に手ぶれの限界シャッター速度は焦点距離分の1秒だと言われています(35mmフルサイズ機の場合)。 つまり焦点距離が60mmのレンズで撮影している時は60分の1秒が手ぶれを抑えることが出来るギリギリの シャッター速度ということです。20mmだと20分の1秒、250mmだと250分の1秒が限界のシャッター速度ということですね。 (広角の20mm焦点距離よりも望遠の250mm焦点距離のほうが手ぶれは発生しやすい、 つまり焦点距離が長くなれば長くなるほどぶれやすくなります) |
手ぶれ補正ってレンズで補正するものとカメラボディで補正するものがあるって 聞いたんですけど。 |
そうですね。手ぶれ補正機構というのはカメラのボディ内に備わっている メーカ−もあれば、レンズ内に備わっているメーカもあります。 |
レンズ内手ぶれ補正 (光学式手ぶれ補正機構) |
ボディ内手ぶれ補正 (撮像素子シフト式手ぶれ補正機構) |
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図解 | レンズを動作させて手ぶれを減らす |
CMOSやCCDといった撮像素子を動作させて手ぶれを減らす |
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主なメーカー | キヤノン ・ ニコン ・ パナソニック | ソニー ・ ペンタックス ・ オリンパス | ||||||||
メリット |
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デメリット |
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一言で手ぶれ補正って言っても奥が深いんですね。 ちょっと難しいなあ・・・。ところでどれくらい効果があるものなんですか?? |
最近は手ぶれ補正機構がずいぶんと進化して約4段分の効果があるものもあります。 つまり焦点距離250mmだとすると通常は250分の1秒が手ブレが起こらないシャッター速度の限界とされますが 4段分だと250分の1秒 → 125分の1秒 → 60分の1秒 → 30分の1秒 → 15分の1秒と ここまで手持ちで撮影ができるということになります。 よく覚えておいてほしいのは手ぶれ補正機構はあくまで「補正」で「防止」ではありません。 三脚が使えないなど撮影条件が悪い時、タイミングを逃してはいけないとっさの撮影時、 そして気軽な手持ち撮影時などでは大活躍ですがそのようなときでも手ぶれ補正を完全に頼るのではなく、 ある程度はぶれない条件(カメラを正しく構えるなど)を自分で作って撮影に臨みましょう。 また手ぶれ補正にはどれくらい補正が効くかレンズやボディによって違いがあります。一律同じではありません。 |
できるだけ三脚は使ったほうがいいということですね。 |
ちなみに手ぶれ補正機構を使う時は手持ち撮影の時だけにしてください。 「手に持って撮影したときのぶれに対して」でプログラムされていますので。 三脚を使って撮影する時は手ぶれ補正機構を「OFF」にして撮影しましょう。 |
ちょっと補足です。 ※1についてもうちょっとわかりやすく写真を使って説明します。 |
白枠 補正前のファインダーで見たフレーミング この時点ではファインダー内はブレている 赤枠 センサーがシフトして撮れた写真 シャッターを押す瞬間手ぶれを検知してセンサーが 動き、ブレてない写真が撮れるがファインダーで見た 画像と撮った画像の枠がずれる可能性がある (※画像はわかりやすいように表現しています) |
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