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段階露出 |
段階露出とは露出を変えて数枚撮影することです。 段階的に露出を変更して撮影するから段階露出といいます。(ブラケティングとも言います) |
なんでそんなことするんですか? |
露出というのは結構難しくてプロカメラマンでも百発百中で適正露出をはじき出すのは大変です。 そこで露出を少しずつずらして撮影する段階露出が必要になるわけです。 |
あ、カメラにはAEB(オートブラケティング)っていう自動で段階露出ができる機能があるけど 露出の失敗を防ぐためにある機能なんですね! じゃあ常にAEBで撮影すればいいということか。 (AEBとはシャッターを1回切るだけで決定した露出値に対して1/2〜1/3EVずつずらして3〜5カット自動的に連続撮影する機能) |
AEBで露出値を1/3EVずつずらして撮影した3枚の写真 |
-1/3EV | 0.0EV | +1/3EV |
AEBはとっても便利な機能ですが私はおすすめしていません。 理由は二つです。 まずAEBだと連続してシャッターが切られるのでブレの危険性が少なからずあるということ。 (シャッターの開閉でもわずかな振動はあります) 次に露出決定能力向上のため。 どういうことかというとまず一枚目は適正露出だと思う露出で撮影。 二枚目は次に自信のある露出で撮影。三枚目は三番目に自信のある露出で撮影することによって 何枚目の写真が適正露出であるか確認でき、適正露出決定の能力を上げることができるからです。 カメラ任せにせず、自らの考えに基づいて段階露出を手動で行うということですね。 |
なるほど〜。 段階露出は失敗写真を防ぐだけでなく露出を決める力をつける訓練にもなるんですね。 |
あと撮影時には気づかなかった風などによるささいな被写体ぶれなどがあった場合、失敗写真になってしまいます。 そのような時でも段階露出で数枚撮影しておくと中にはブレのない写真があったりします。 たとえそれが適正露出でない写真であっても現像処理などで露出をコントロールできる範囲であれば せっかくの出会いを無駄にすることなく作品として仕上げることが出来るのです。 |
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