色飽和

色飽和とは読んで字のごとく色が飽和している状態のことです。
つまり色の階調がなかったり、ディテールが潰れていること。


	色飽和していない　　　鮮やかな色の花びらですがディテールは　　　ぎりぎり保たれている		色飽和している　　　　彩度が高すぎて花びらが色飽和を起こし　　　　階調をなくしている


	色飽和していない　　　適正な彩度なので階調はしっかり表現されている		色飽和している　　　　彩度が高すぎて赤色が潰れている

色飽和ってどうして起こるんですか？

色飽和は赤色や黄色の暖色系膨張色で発生しやすい傾向にあります。
（余談ですが赤・黄の服を着ると本来の体形より少し太って見えたりします）

対策としてはコントラストや彩度を適正な値に設定することです。
カメラ側での設定で判断が難しいならRAWで撮影して現像ソフトで彩度とコントラストをコントロールすればいいですよ。

最後ですが色飽和が絶対悪ではありません。
出来る限り押さえたほうがいいですが細かい部分まで気にしすぎると
本来の作品にかえって悪影響になったりしますから何事も適度というのが大切かもしれません。

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