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初級編 液晶モニターの明るさ

液晶モニターの明るさ

液晶モニターの明るさについて解説します。
前回ライブビュー撮影の勉強したけど液晶モニターの明るさって大事なんですか?


とっても大事なんです。
撮った写真の露出を液晶画面で確認する人はこの設定を間違えると失敗写真を量産してしまいます。

失敗写真を量産!!!?


今は周囲の明るさをセンサーが感知して自動的に適正な明るさになる機種もありますが
手動で液晶モニターの明るさを変えなければいけない機種もあり、周囲の明るさにあわせて
液晶モニターの明るさを変えなければ先ほどもいったように失敗写真を量産してしまいます。

明るさ設定が7段階あるカメラで説明します。
標準の4に設定していた場合、明るすぎず暗すぎない明るさの下ではモニターは適正な明るさで見えます。

しかし明るさ設定が4のままで真っ暗な場所で撮影すると実際はかなり露出アンダーなのに
液晶モニターでは適正露出で撮っているような写真に見えてしまいます。
(暗い場所では明るさ設定を1にして暗く表示されるようにしなければいけない)

逆に明るさ設定が4の時に明るい太陽の光が降り注ぐ下では実際はかなり露出オーバーなのに
液晶モニターでは適正露出で撮っているような写真に見えてしまいます。
(明るい場所では明るさ設定を7にして明るく表示されるようにしなければいけない)

ですから本当は適正露出で撮っているのに露出が間違っていると思い液晶モニターが適正な明るさに写るように
露出を変えて(つまり間違った露出に変えて)しまうということが起こるのです。

もう一度言いますが夜中の撮影では明るさ設定は一番暗く表示される設定1に。
明るい太陽の下での撮影では明るさ設定は一番明るく表示される7にしなければいけません
(それでも適正にならない場合もあります)
                            暗闇の中で夜景撮影
     明るさ設定 4(露出アンダーの失敗写真)
     撮影時の液晶モニター確認では適正露出に
     見えたが実際は暗い写真に仕上がってしまった
 明るさ設定 1(適正露出)
 暗闇の中での撮影だったので液晶モニターの明るさ設定は
 1に。撮影時の液晶モニターチェックでも適正な明るさで
 表示され適正露出の写真になった。
                            明るい太陽の下で撮影
   明るさ設定4(露出オーバーの失敗写真)
   撮影時の液晶モニター確認では適正露出に見えたが
   実際はかなり明るい写真になってしまった
 明るさ設定7(適正露出)
 
これは要注意ですね。




周囲の明るさによって設定をこまめに変えてもかならずしも適正な明るさで表示されるというわけではありません。
ですから液晶モニターで適正に見えても段階露出で数枚撮影しておくことが大事です。


もちろん測光技術を身につければこのような心配はありませんがそれでも段階露出はしておくべきです。
あと液晶モニターの映像ではなくヒストグラムというもので露出を判断することが出来ますがこれは中級編で解説していきますね。
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